明けましておめでとうございます
2019年になりました、いつのまにか。
今年もご縁のある方々たちにはお世話になりますよろしくお願いしますありがとうございます。
ここ最近は沢山の友人たちが吹屋に来てくれています。
吹屋に来て、吹屋の人たちと関わっている友人たちの姿や雰囲気、言葉を聴くと、
やはり吹屋には若者たちにとって大切なものが残っている、改めてそう確信しております。
2017,2018年、自分のテーマは地に足を着けることでした。
風船のように多くの物や事や人や国を俯瞰してふわふわと旅人のように生きていた自分が、
吹屋という土地に根付いて生きていくと覚悟を決め、その土地で働き、その土地の人々と関わり、その土地の作物を頂き、その土地で命を使う。
自分で認めてあげれるくらい濃密な時間を過ごし、かけがえのない経験ができました。
本当に沢山の人たちに支えてもらい生きることができています。
ありがたやありがたや。
地に足を着けると決め、経済的にも豊かになろうと決めた期間でした。
なぜお金を稼ぐのか。
大切なのは、出口を先に考えることだと知りました。
お金を何のために使うのか。
数年前の自分はお金をそこまで稼ぐ必要のない生活をしていました。守るものもない、物欲もない、自分の生活する分だけ稼げば十分でした。
吹屋にきて、吹屋の人と関わり、そして特に子供たちと関わり、自分は経済的にも豊かになり余裕を持って人に奉仕できる人間でありたいと感じました。
吹屋や日本の未来のため、大切な大好きな人たちのため、愛おしい子供たちの喜ぶ姿のため、これらのためであれば喜んでお金を使おうと決めました。
お金は力。
この地球での生活のなかでお金は大きなエネルギー。
力は使いよう。
力愛不二
力と愛は二つにあらず
愛なき力は暴力
力なき愛は無力
愛をもって何のために力であるお金を使うか。
出口が決まれば自ずと入る。
シンプルな循環。
これからもそのように生きていきます。
これからも地に足を着けつつ、
2019年、これからは新たにテーマを決めました。
「繋ぐこと」
僕はこれから自分でも全く予想していなかった仕事を始めます。
飲食店を始めます、
しかもうどんそば屋さん笑
どんなお店かというと、
吹屋という土地が観光地になりたての頃、その時はまだ吹屋には飲食店がありませんでした。
観光地になればお客さんが来る、しかしお客さんが来ても食事をする所もなければ休憩する所もない、
そんな時に吹屋の人びとが立ち上がり、「来てくれた人たちがお茶でも飲んで休憩できる場所を作ろう」と地域住民で組合をつくりました。
それがこのお店
吹屋ふるさと村 休憩所
約50年くらいの歴史があり、現在は83歳のおばあちゃんと還暦前のおばちゃんがやっています。
粉から掻いて足で踏んで手で打つスタイルの田舎のうどんそば。
ちょっと動いたらみんなでお茶タイム
これがかなり楽しい
地域のおばあちゃんたちの集いの場
吹屋の歴史と記憶がたくさん詰まってるうどん屋さん、
それを継がせていただくことになりました。
僕の想いは、吹屋の記憶を繋ぐこと、地域の人の集いの場にしてお酒を飲みながら笑い合える場にすること、吹屋の未来を語る場作りをすること、吹屋に遊びに来てくれた人が温かみを感じられる場にすること。
来てくれた皆さんが豊かな経験をするお手伝いをさせていただきます。
ぜひ遊びに来てください、めっちゃ濃い時間になると思います。大切なことを思い出せると思います。
こんな感じでこれからも世間の予想の斜め上をひっそり生きていく銘形一哉ですが、どうぞよろしくお願いします。